桜雨に映える『淡墨』

定期的にうまい空気を吸わないとモヤモヤする中毒症状ってなんていうんだろ?

熟成ピノ・ノワールを定期的に飲まないと

身体に毒だと思っているけど

美しい自然のうまい空気も吸わないと

これもまた中毒だなあと。

季節は桜

なのに雨続きの2023年3月下旬

だが毒される前に出かけなければと

深夜2時起床

予報は午前・晴れのち曇り

早朝の透き通る空気の桜を見たくて

未明に到着も早すぎて

ヤビツ峠の菜の花台で休憩しようかと向かうも

予報ハズレの大雨濃霧過ぎて

「これやばい」と

峠を引き返す。

当初の予定を繰り上げて

寄へ


空気旨く

桜雨の霞みもまた哀れ


ここから急勾配を1キロほど歩くと

『土佐原のしだれ桜』


独り占め

美しい景色や自然美、神社とか仏像とかもそうなだけど

対話をしてるかのような

向かい合う

この独り占めタイムが好き。

自然の美を前にすると

ワインをさも芸術品のごとく語るなんて陳腐な商業的コピーにすぎないなぁと、ふと思う。

もちろん美しいワインもあるのだけれども。

樹齢は250年ほどだそう。


ヤビツ方面へ戻り

『蓑毛の淡墨桜』

独り占め



淡墨・・・

想像力を掻き立てる

なんて美しい日本語の表現なのでしょう

英語ならライトグレーか・・・ふっ。

岐阜の根尾谷淡墨ザクラのご子孫。


次は

『白泉寺の紅枝垂れ』

独り占め

のち、

住職に「駐車場はあっちだ」と叱られる。



打ち上げ花火の如く

ここも静寂で美しい場所でした。

樹齢120年だそう。


「秦野・戸川公園」へ移動


マクロレンズに持ち替えて

雨の月曜の朝

人少なで

思い切りよく

高く三脚広げた



しずくに映る八重紅枝垂れ

そして

飴細工のような



きれいな色

としか

ボキャブラリーが浮かばない

恥ずかしさよ・・・。


ソメイヨシノもほぼ満開でしたっけ。



この日は

丹沢周辺の美しい桜の名所めぐり

生憎の雨

(のち曇り)だったけど

雨なら雨なりの良さに出会えた。

締めは

やはり蕎麦


お店の前ののどかさもグッド



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