空気感

 70年前のカメラを持ち歩くことに

独特なワクワクした気持ちを感じてる。

これがエモいってやつなのかなわからないけど

一生の付き合いをしていきたいカメラ。


カメラを持ち歩いていれば

ドラマチックな瞬間にはもちろんいつだって出会いたいけど

ただその時感じた空気とか

匂いとか

湿度とか

なんとなく写せてればいいなって

と思っている。

別にうまく撮れなくたっていい。




12月のせわしさ

銀座はやっぱし好き

手持ちでスローシャッター

物体だけでなく

様々な人達の意識が交錯する

都会の雑然




浅草は早朝

まだいつもの陽気な賑わいの気配はなく

夜更けの静寂が通りの雑踏を浄化し

清々しさと緊張感がある

朝の勤行は始まっていて

お経が響き渡る








草津は雪で

・・・

退散



手がかじかんで鼻と耳も痛いほど冷え切って

そして入る熱い風呂

宿に籠もる・・・。


草津に住んでもいいと思ってる






日向薬師

古刹の畏怖漂う山参道

登り下り

すれ違う人



Contax III A + f1.5 Sonner  


かなり前に録画した

小野安二郎のドキュメンタリー

晩年の1枚の写真

手にしていたカメラが

同じものだった。

なんだか嬉しくなって

また一層に愛着が湧いた。


♬音のイメージ

Gaya / Gary Peacock & Ralph Towner

From The Album "Oracle"



ゲリー・ピーコックとラルフ・タウナーによるベースとギターのデュオ作品。憂い気な美しいギターのフレーズで始まり終始リリカルで理性的であり、ベースは徐々に感情的に熱くなるインタープレイで絡む。表現のコントラストに達観した二人のアーチストの美学を感じる。


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