フトアゴヒゲトカゲの尻尾変形

一昨日からフトアゴヒゲトカゲのたまちゃんの具合が悪くなり急逝しました。今は驚きと喪失感でいっぱいです。

病院での診察が二転三転したのでフトアゴヒゲトカゲ飼育者のためにブログへ書き残し、
飼育者が今後検索でたまちゃんと同じ症状を調べられたときに早期発見、改善できる事を願ってます。

結果から先に話すと末期の糖尿病、腎不全だったのですが、

死ぬ二日前迄は食事し水も飲み脱糞し、日光浴し寝室の部屋を散歩しと、普通の生活で元気いっぱいなんだと思ってました。

それが死ぬ前日の朝、急に苦しそうに口を開け目をつぶり、体は発色して真っ黄色に。

以前、TV等でも有名なD動物病院のT先生に体の発色が良すぎるときは死ぬ直前と聞かされたこともあって、たまちゃんが危篤状態にあるんじゃないかと病院へ急行、診察をうけた。

以前、先代ポコちゃんの大手術をしてくれた信頼しているD動物病院のT院長を当然指名して診て頂いた。
たまちゃんは病院いらずの子だったので検便は一発パス、足の逆関節になったとき以来のとても久々の診察。
もっと頻繁に来て体調チェックをしとけばよかったと後悔。

と、それがいざ診察の時には電車で急行中に少しずつ体調が戻ってきたのか、先生の前ではケロリとして普通に立ち上がれるご様子。

先生もあれ?どこが具合悪いの?といった表情。
それから症状を具体的に話し、身体の発色も伝え、「それは超具合悪い合図だよね」と、エコーで体内を診る先生。とくに誤飲等体内に異物なく、お腹に卵もなく、腸閉塞もなく、異常なし。ケロリとしていることもあったせいか、「間が悪かったのかな?異常ないので今後は様子見で」と血液検査することなく帰宅。

帰りの電車の中では目力が戻り、なんかの発作だったのかなぁと、普通のたまちゃんに自分も呆気にとられ、明日には元気になるかな?と楽観しました。
少し体力が戻ったら検査してみようとも考えました。

 家に帰ってバスキングして、いつもの床ヒーターの上のレンガシェルター内で就寝、
朝もバスキングしており、いつもと変わらない。

ああこれなら大丈夫かな、と思ってた矢先、またまた昨日と同じ発作が始まり、とても苦しい表情に。
それで、T先生には申し訳ないと思いつつ、別の先生の意見も聞きたいと思い、エキゾチックアニマル専門の鶴川、KクリニックのY先生に診てもらおうと電話したら、予約制なので10時に来てくれと言われ、でその時既に8時半。シャワーも浴びず、いや顔も洗わず急患を運んだ。
自分が足の骨折明けで早く歩けないのがとてもイライラした。

診察室に呼ばれ挨拶した後、Y先生はすぐ、
「典型的な糖尿病です」と診断、さらに「糖尿病による腎不全が進行してる」と。
なぜ一目でわかったかというと尻尾。
たまちゃんの尻尾の先からS字クランクのように蛇行して変形してます。
これが糖尿病腎臓疾患の症状例だそうで、徐々に尻尾の根の方へ進行していくのだそう。

確かにたまちゃんの尻尾の変形はかなり前から見られていました。徐々に進行もしてました。気付いていました。
自分のミスだと思うし申し訳ないけど、たまちゃんは子供の頃から脱皮の皮が薄く脱皮がうまくできなかったので、脱皮不全から爪飛びもあったり、ペットショップ購入時から爪飛びしてたので脱皮が下手な子と承知してたこともあって、脱皮不全からこうなっていたのかと思っていてしまい見過ごしてきたのでした。(ベビーの頃の尻尾は真っ直ぐでした)

ただ、その脱皮不全も実は腎臓疾患による成長ホルモンの分泌不足だそうで、実際たまちゃんは確かに1歳でも160グラム前後の成長不足。通常なら倍の300グラムはないといけない。
大きくならないのは先天性に異常があるのかと楽観してたのが本当申し訳ない、大きくならないのは病気を患っていたからだったんだって…ことでした。

「回復した子もいるので投薬で治して行きましょう」とのことでしたが
今回は自分が更に検査してもらおうとお願いしまして、再度預かってもらい待つこと1時間。

診察室に呼ばれ、再度話すと今度は先生の顔が曇り
「ちょっとかなり危険な状態です」と。
かなりの貧血だそうで採血できず、血液濃度(密度)?が2%!? と説明された。重症の貧血だったイグアナでさえ9%だったそうで、生きてるのが不思議なくらい…。
しかしながら先生は前向きに「もしかしたら」に掛けてやっていきましょう!と
点滴注射をし飲み薬と流動食を処方され、また2、3日後に点滴に来てくださいと言われ、診察が終わった。

過去2匹を看取って来たが、やはり末期と言われるとショックだった。とくに元気いっぱいだったたまちゃんなのに。

帰宅中、たまちゃんが少し顔を上げて自分の目を見つめるので、頭を撫でてやり不安を優しく取り除いてあげた。

帰宅後、たまちゃんの冷えた身体を温浴しバスキングさせる。そして新鮮な水をスポイトから与えると美味しそうに飲んてくれた。

これが最後の死に水だった。

自分が食事を済ませ、たまちゃんの部屋に戻ると、また苦しそうに口を上げて悶ていたので持ち上げると脱糞をしていた。
掃除をし、お尻を拭いてあげ、硬直しきった身体をマッサージするように撫でてやる。
少し落ち着いたようだったので、妻にたまちゃんを渡し、自分は風呂へ行った。
その後、風呂のドアの向こうから妻が
たまちゃんが息を引き取ったと言った…。

なんか昨日の今日の出来事があまりにも急過ぎて、悲しいのだけどバタバタな行動から身体が高揚していて、少し遠くからたまちゃんの死を見ているようだった。
結構警戒心の強かった子で慣れるまでも時間がかかりましたし、膝で遊ばせててもちょっとした物音でケージに帰ろうとしてしまうほど臆病でした。
ただ自分が3月に骨折したり、コロナで家にいる時間が長くなり、どんどん仲良くなっていた。物怖じしなくなり、ハンドリングしても足をダランとさせるほどリラックスしていて強い信頼を感じていました。
そしてこれからの夏、もっと思い出を残すはずだったんだけど、

死なせちゃったな

急過ぎて、心の準備ができてないよ。

バイバイ、たまちゃん!

急死なので痩せてなく。


赤レンガ倉庫にて。


なんで糖尿病にしてしまったのか?思い返すもよくわかりません。
餌のやり過ぎだったのかもわかりません。
野菜もよく食べて水も飲むし、果物は嫌いでフトアゴドライやベジバーガー等の人工フードも普通に食べてくれた。もちろんコオロギやシルクワームも。ピンクマウスやハニーワーム等の太りそうなものもあげてませんね。色々な種類の食事を与えて栄養が偏らないよう注意していたつもりでした。
また、たまちゃんはウンチが臭くないというフトアゴヒゲトカゲのものとは到底思えないほど微々たる臭いでした。便はいつも見事で硬かったり柔らかすぎることもなく胃腸は丈夫な子だと思っており、べビーの頃に検便しても虫はなく。ちょっと不思議ですね。

成長しないのは餌が少ないからと思ってあげすぎた時期もありましたが、それより前に尻尾は変形始めてましたから、原因とは思えず。ただ悪化を進行させてしまった可能性はありますね。

ただただ思うのは
ある程度成長したフトアゴヒゲトカゲは粗食にさせた方が良いと思うし、
一般的に野菜を取っていれば水を飲ます必要はないと言われてますが、長生きさせたいならある程度は飲ませたほうが良いのではと思います。飲ませ過ぎもだめなので難しいですが。

このブログを読んだ飼育者の方々は尻尾や指の変形は糖尿病の始まりと疑って下さい。(←注意、追記あり)

トカゲのような野生に近い動物は痛がったり具合が悪い仕草を見せません。見せたときはかなり重症になってるケースが殆どでしょう。

いつも大事に見守り僅かな変化に気付いてあげることが肝心なんだと改めて思う次第です。わかってたつもりだったなぁと。

また糖尿病についてお詳しい情報あればコメントお願い致します。

飼育者さんはかわいい幸せなフトアゴライフを楽しんで下さい。


とりあえず今は合掌・・・。


追記です。

その後、最初に診察していただいたD動物病院のT先生にY先生の診察結果をご報告したところ、色々と丁寧にお返事を頂きました。

以下、抜粋

・S字の尾=糖尿病、貧血はあり得ません。
・血液の濃さ2%も、採血時にリンパ液が混ざって薄まった状態(爬虫類の採血ではよくあること)です。さすがに2%では生きていません。
・腎不全と成長ホルモンは関係ありません。成長ホルモンは脳下垂体からの分泌です。
・十分な血液検査が行ていないのに、糖尿病、腎不全の診断はできません。

今となっては分かりませんが、フトアゴにとても多い、胃カルチノイドという病気と推察しています。

以上

胃カルチノイドとは胃ガンとの事です。治療方法はないそうです。

尻尾のS字が糖尿や腎疾患の症状については「あり得ない
」と断言してますね。

勢い余って書き残したたまちゃんの病気、死因についてのブログだったのですが、

どうやら専門家の先生達の色々見解があって、断言できなくなってしまいました。
最後まで読んで頂いた方には大変お騒がせ致しました。

ただ、フトアゴヒゲトカゲ飼育者の為に、このブログは消さないでおこうと思います。

次の子お迎えしたら、やはり長年付き合いあるT先生の方にお世話になろうと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。






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